2020年度 研究集会 「生物流体力学におけるモデリング」


会場京都大学 数理解析研究所 111号室

日程: 2020年12月15日(火)〜12月17日(木) [新日程]

お知らせ

  • 新型コロナウイルスの収束が見通せないことから,研究集会の日程を延期しました.
  • 本年度の研究集会の開催日程が決まりました.例年とは時期が異なりますのでご注意ください.詳しいことが決まり次第このページにアップロードします.


Place:  Room #111, RIMS, Kyoto University

Date: 2020-12-15(Tue)  —  2020-12-17(Thu)


統合講演Plenary Lectures

1.   
「コウモリの音響ナビゲーション」
"Acoustic navigation of bats"

飛龍志津子 先生(同志社大)
Shizuko HIRYU (Doshisha University)

「適切な経路を選択し,目的地に到達する」ことをナビゲーションと呼ぶ.我々ヒトも含め多くの動物が視覚に頼ったナビゲーションを行うのに対し,「生物ソナー」と呼ばれるコウモリは,超音波(聴覚)を利用したセンシングによって複雑なナビゲーションを様々なスケールで実現している.我々のグループでは,コウモリが有する高度な機能やセンシングの運用方法に着目し,工学的視点からコウモリの音響行動の計測や分析,またその行動原理のモデリングなどに取り組んできた.例えばコウモリが集団で飛行する際,同種他個体のエコーロケーションによって重度な音響的混信を受けることが想像される.そこで実験室内で行ったコウモリの集団飛行実験からは,コウモリが自身のソナー音声の周波数を調整することで,互いの音声の混信を回避していることがわかった.また野生下で計測した採餌飛行中のナビゲーション行動からは,コウモリがセンシングや飛行経路を先読みすることで,効率よく獲物を捕食していることも明らかになった.本講演では様々な計測手段を用い,実験室から野生のコウモリまでを対象としたこれまでの行動実験の内容を紹介する.高等動物のナビゲーション研究の面白さを共有し,これからの可能性を議論したい.


2.   渕脇大海    先生(横浜国立大)


   代表: 飯間 信 (広島大院.統合生命)
副代表: 石本 健太 (京大.数理研)

Email:

スクリーンショット 2017-03-30 14.29.11


この研究会は2020年度 RIMS 共同研究(グループ型A)「生物流体力学における数理モデリング」の一環として行われます.


過去の研究集会

2019年度研究集会 “Mathematical Method in Biofluid Mechanics"

2018年度研究集会「生物流体力学における展望」

2017年度研究集会「生物流体力学における基礎問題と応用問題」

2016年度研究集会「生物流体力学におけるミクロ運動とマクロ運動」

2015年度研究集会「生物流体力学における運動の諸相」

2014年度研究集会「生物流体力学における計測問題」

2013年度研究集会「生物流体力学における流れ構造の解析と役割」

2012年度研究集会「生物流体力学における同期および関連する現象」